誰もが孤独・孤立に
悩むことがあります

誰かに頼りたくても頼れない。
話したくても話せない。
そんな瞬間が、
私たちの日常の中には存在します。

人間関係の
トラブル
健康上の
不安
家庭内の
悩み
生活に
困難がある
生活環境の
変化
仕事・学校の
ストレス

孤独を感じることは誰にでも起こりえます

内閣府が行った調査によると、孤独であると感じることが「ある」と答えた方が4割という結果が出ています。
これは多くの人が孤独に悩んでいるということ。決して他人事ではありません。

データでわかる孤独・孤立 「孤独であると感じる
ことがありますか」

※集計結果は、孤独感に関する質問(「あなたはどの程度、孤独であると感じることがありますか。」)に、「しばしばある・常にある」、「時々ある」、「たまにある」と回答した割合を表しています。

孤独・孤立対策強化月間とは?

孤独・孤立になっても助けを求める声を上げやすい、声をかけやすい社会をみんなで作っていくため、孤独・孤立対策官民連携プラットフォームでは毎年5月を孤独・孤立対策強化月間とし、行政・NPO・地域・企業などが連携して様々な取組や支援活動を行っています

令和6年の孤独・孤立対策強化月間の取組例

  • 孤独・孤立相談ダイヤル#9999

    既存の相談窓口が閉まるゴールデンウィークの期間中、悩みや困り事を抱える方がどなたでも利用できる「孤独・孤立相談ダイヤル」を開設しました。

  • つながりサポーター養成講座

    強化月間中のイベントとして、つながりサポーター養成講座を開催しました。孤独・孤立の問題について知識を身につけ、自分のできる範囲で困っている人をサポートする「つながりサポーター」を養成するため、講師をお迎えし、自分自身や周囲の人が悩みや困りごとを抱えた際にできることを、一緒に考えました。

  • 孤独・孤立対策強化月間
    特設メタバース

    令和6年5月に孤独・孤立対策強化月間の一環として、特設メタバース「ぷらっとば~す」を開設しました。この取り組みは、孤独・孤立に関する相談窓口の設置、つながりサポーター養成講座、NPO向けファンドレイジング講座など、多様なイベントやコンテンツが提供されました。

誰かとゆるやかにつながる

誰かとつながっていくことで、心が軽くなるかもしれません。

孤独・孤立対策につながる取組を行う団体の紹介

  • 一般社団法人NIMO ALCAMO

    チャイ製造所兼カフェ「Talk with_」を運営し、休職者や離職者が安心して過ごせる場所をつくることで孤独・孤立を防ぐ環境を整えています。シフトフリーやアバター接客など、誰もが無理なく社会とつながれる仕組みを導入し、「今の自分のまま活躍できる」社会を目指して、新しい働き方を提供している団体です。

  • 社会福祉法人愛川舜寿会

    「春日台センターセンター」では高齢者や障害のある人、子どもたちなど地域住民が自然に交流できる場を提供し、孤独・孤立の予防に取り組んでいます。コインランドリーやコロッケ屋を通じて、地域の人々が多様な人々が互いにふれあい、支え合う機会を創出。多様な関係性を築くことで、孤立を感じさせないコミュニティづくりを推進しています。

  • 特定非営利活動法人サンカクシャ

    親や身近な大人を頼れない若者たちに「切れ目のない居場所」を提供し、孤独・孤立の解消を支援しています。フリースペース「サンカクキチ」では、気軽に過ごせる場を確保しつつ、地域イベントやボランティア活動を通じたつながりを促進。LINEなどオンラインの緩やかな関係構築から取り組んでいます。

  • 一般社団法人WATALIS

    東日本大震災の被災地である 宮城県亘理町で、「人と学びの環」を創ることを目指して活動しています。埋もれかけた地域資源のアップサイクルを通して、地域コミュニティづくりに取り組んでいます。(箪笥に眠る着物地や地域の自然素材を活用したものづくりワークショップ ・空き店舗を活用したコミュニティカフェの運営 ・遊休農地を活用したミツバチプロジェクトと野菜づくり)

  • 認定NPO法人くらぶしっきーず

    地域住民が主体となって運営する「総合型地域スポーツクラブ」。屋外開放空間(お寺・神社の境内等)や小学校体育館・町内会館等を会場として、世代や障がいの有無を問わず、地域にくらす全ての人とともに、スポーツやレクリエーション・文化活動をツールに「毎日型の多世代交流」を行い、地域課題の解決をはかっている団体です。

孤独・孤立対策推進室では、
孤独・孤立対策に関するさまざまな取組を動画でご紹介しています。

地域でつながる

日本全国で、孤独・孤立対策につながるさまざまな取組が行われています。

制度・窓口を探す

あなたの悩み・困りごとのための支援制度・窓口があります。

孤独・孤立の悩みに関するヒントがあります
あなたはひとりじゃない
内閣府 孤独・孤立対策推進室

気づいていますか?
身近な人の孤独のサイン

家族や友達が孤独に悩んでいるかもしれません。あなたにできることがあります。

現代社会では、単身世帯の増加や働き方の多様化により、人とのつながりが希薄化し、誰もが孤独・孤立の問題に直面しやすい状況になっています。悩みや困りごとを抱えている時に、相談できる人がいなかったり、周囲の人とのつながりがないと、大きな問題になってしまう可能性があります。そんな時に、誰かに話を聞いてもらったり、相談したりすることで、気持ちが楽になったり、悩みや困りごとが解決するかもしれません。あなたが「つながりサポーター」になることで、孤独や孤立に悩む身近な人に対して、力になれることがあるかもしません。

「つながりサポーター」とは?

つながりサポーターとは、孤独・孤立の問題について知識を身につけ、身の回りの人に関心をもち、できる範囲で困っている人をサポートする人です。

「つながりサポーター」になるためには?

つながりサポーター養成講座に参加することで、どなたでも、つながりサポーターになることができます。特別な資格等は必要ありません。

講座の特徴
  • 専門知識や特別な資格は不要で、どなたでも受講いただけます
  • 対面またはオンラインによる開催
  • 孤独・孤立の問題に関する知識を学ぶ
  • 自身や周囲の人が悩みや困り事を抱えたときにどうするべきか、個人ワークを通じて考える

「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」では、
官民のさまざまな団体が連携して
孤独・孤立の問題に対応しています

「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」とは?

「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」は、孤独・孤立に関する多様なNPO等支援組織間の連携及び官民連携を促進することにより、孤独・孤立の問題に継続して対応していくことを目的に設置されています。このプラットフォームを通じ、複合的・広域的な連携強化活動、孤独・孤立対策に関する全国的な普及活動、先導的取組・学術研究等の情報共有、相互啓発活動等の実施により、会員の皆様の取組を支援しています。

主な活動内容
  • 分科会開催などの複合的・広域的な連携強化活動
  • シンポジウムの開催や孤独・孤立対策強化月間、つながりサポーターなどの孤独・孤立対策に関する全国的な普及活動
  • 会員向け情報共有・情報発信や孤独・孤立に関する調査などの情報共有、相互啓発活動
孤独・孤立に寄り添う光の妖精 ヒカリノ
宇宙の彼方から地球にやってきた光の妖精、ヒカリノ。仲間とはぐれ、孤独な心を抱えながらも、地球での新たなつながりを見つけ、心を開いていきました。ヒカリノは、特に孤独や孤立に悩む人々に寄り添いたいと願っています。ネコに良く似た外見をしているものの、本当はネコではなく、ヒゲがないことを自らのチャームポイントとして前向きに捉えています。孤独・孤立を抱える人々に寄り添い、ともに前進する友人のような存在です。